2023/09/23

練馬でいまむかし。

休日にもかかわらずクライアントさんにお付き合いを頂き、
練馬に竣工した新しい建物を視察。
竣工前にすでに完売したのは、『ヴェレーナ練馬貫井の森』
低層の建築ながらファサードや建築主要部にしっかり見どころがある。
入口まわりに多用された窯変タイルはこのブランドのハイエンドシリーズの定番。
釉薬の自然な焼き上がりが建築に陶器のような深みや味わい、
そして品格をもたせてくれる。

この手の高価な焼き物は公共建築に多く、
民間の分譲マンションにはそうそう見かけない。
購入された方たちにその趣を感じてもらえたらうれしい…

道すがら同じクライアントさんの昔の物件をすぐ近くに見つけた。
後で調べると2002年の竣工。昔ぼくたちがデザインした建築。
面白いもので、時間が経った今でもクライアントさんの特徴と
うちのデザインの特徴がつぶさに感じられる。
全く異なる素材を使っているのに。

これがブランドというものだ。