2016/01/31

琳派

土曜日にデザインが行きづまり、
クルマを京都へ走らせた。
たくさんの書籍を眺めるより、
身体で空気を感じたい。

さて、京都は広い。どこへ行くべきか?

向かった先は建仁寺。

俵屋宗達の“風神雷神図”、
海北友松の襖絵、
そしてなにより中庭が見たかったから。

尾形光琳と俵屋宗達の風神雷神屏風絵が
向かい合っての展示が興味深い。
いずれも琳派の大家、
鬼気迫る迫力が伝わってくる。
本阿弥光悦の風神雷神も展示して居ればなお面白かっただろう。

天気に恵まれた日曜日にもかかわらず、
多くは無かった観光客。
おかげでゆっくり、京都最古の禅寺と琳派を堪能することが出来た。


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