2017/10/06

萩原浩 著

『海の見える理髪店直木賞』-第155回直木賞受賞作- を読み終えた。 オムニバスのいくつものストーリーが続く。 最後にどう結びつくんだろう‥‥‥ワクワク。 読み進めていると、結局結びつかなかった。 最 …

2017/10/03

カタロニア賛歌

スペインの文化に少し傾倒していた30代のころ、 ジョージ・オーウェルの著書を読んだ。 スペイン内戦のルポルタージュみたいな内容だったが、 ヘミングウェイの書くスペイン内戦とは正反対の リアルで凄惨な内 …

2017/09/30

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの 別に悲しくうたふことはなけれども、 大坂より遠く遠く離れたいとほし彼の地 拾年もいにしへのお仕事 楽しき思ひ出さらなり。 たまたま近くでの仕事に恵まれ 拾年前にその機会をいただ …

2017/09/20

地を利する 建築デザイン

建築デザインは言い換えれば不動産デザイン。 すなわちその場所限定で消費されるデザインと言うこと。 その場所で消費されるということは その地の利をいかに読むかが求められる。 直接外気に触れるデザインだか …

2017/09/15

家族を呼ぶデザイン

写真家、松村芳治氏に撮影していただいた高齢者施設 「アステリスク」の写真が届いた。 松村さんの撮る建築写真はいつも律律しい。 設計者の意図する完成形を 最も映える構図で表現してもらえる。 施設は堺市檜 …

2017/09/09

デイゴの花の下で

那覇市国場通りに面した新しいハコは、 新たに沖縄に進出する企業のオフィス。 地域に少しでも早く認知してもらうため、 企業の顔をわかりやすく建築デザインで表現しよう。 明るく真っ赤に咲き誇る沖縄の県花、 …

2017/09/05

華やかなりし芦屋再来

今秋、芦屋にオープンするエステサロンとスイーツ。 建物は以前デザインをしたプールトゥジュール芦屋。 友人の同じオーナーの経営になる。 ウチがデザインしているのか、 彼女がデザインしているのかわからない …

2017/08/16

晴耕雨読

な生活に早く浸りたい。 そう思いつつ仕事に追われもう何年たつでしょうか。 せめてここに居る時だけは何も考えず自然と向き合おう。 そう思いながらお盆休み、信州へとクルマを走らせた。 残念ながら今回の蓼科 …

2017/08/02

エンタメ力(りょく)です。

会社の入る旧明治屋ビルの恒例夏パーティー。 幹事を受けてさすがに5年目ともなるとある悟りを得る。“成功は余興にアリ” 落語、講談、ビンゴゲーム、弾き語り‥‥‥ いろいろ試行錯誤を繰り返した。 よく「あ …

2017/07/25

かくお仕事

ペンや筆で画をかくことを“描く”と綴る。 ペンや筆で文字を書くことも“書く”と綴る。 ペンでなく、タブレットやキーボードで画や文字を打ち込んでも、 いずれも“かく”と表現する。 面白い。 子供の頃画用 …