2016/11/27
にウチの青山事務所近くで会えた。
場所は歩いて10分足らずにある根津美術館。
根津美術館は表参道からすぐの場所にあり、
立派な日本庭園を備え、
都心とは思えないほど無数の鳥のさえずりが響き渡る場所。
静かな環境の中で見る円山応挙の画は見ごたえがあり、
くわえて先週のNHK日曜美術館で応挙の特集を見ていたので予習は十分。
琳派や狩野派、中国画の影響を受けたというが、
これだけ鮮やな色彩で、緻密な日本画は見た記憶がない。
現代のスーパーリアリズムはブラシやCGが主体だが、
江戸中期にこれだけ写実的な画を、しかも筆だけで描いた応挙は
やはり達人としか言いようがない。