2017/05/05

高地時間

夏の家へ到着してまず行うことは、
雨戸をあけ放ち、部屋の空気を入れ替えること。
今回は半年ぶりの滞在、
念入りに標高1700メートルの新鮮な空気を家中に取り込む必要がある。
ひとしきり家中の換気を終えると、
次にせっせと床の掃除を始める。

掃除のセレモニーが片付くととりあえずビールに手が伸びる。
昨夏のストックが大量に冷蔵庫に。
ブレカーで家中電源オフで帰阪するが、
山の上の冬季だけに、冷蔵庫内温度は低く保たれたまま。

その後は蓼科にゆったり浸る。
双眼鏡で南アルプスの山々を望むか
あたりを飛び回る野生の鹿を探すか
満天の星空を堪能するか
高原の野菜を食するか。。。。

闇夜に包まれ
薄明に目覚める。
必然的に神経が研ぎ澄まされる。
高知の時間で過ごす短い休暇。


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