2019/01/10
それにしても、インバウンドのビジネスは熱気を帯びる一方。
現在大阪市内でデザインと企画に携わるホテル新築プロジェクト。
多分に漏れず海外旅行者に向けた滞在施設。
だけど、特別にまとまった規模じゃない。
市内とはいえ、都心の繁華街から距離を感じさせるエリア。
にもかかわらず、この場所でインバウンドに向けた宿泊施設を建設する。
ところが、コストを抑えたチープな施設ではなく、
しっかりとデザインコンセプトを練り上げたこだわりの建築。
むろん、デザインだけでこの厳しい市場を生き残れない。
企画にこそこの事業の勝機があるといえる。
開所までは守秘なれど、
特定国へのマーケティングと斬新なアイデア。
それを具現化する大胆な商品企画がこの事業の肝。
だけど、“後追い”でないこのインバウンド事業、
断行できる施主に賛辞をおくりつつ、
もっぱら、デザインを試行する面白さと醍醐味を感じ、
大きな話題と成功を予感させるプロジェクトである。
※接続詞が多いと文章はこんなにも読みづらくなる。