2023/06/10

別府で想う。

海外から来た友人夫婦と連れだって別府。
大分県は別府は湯布院、鉄輪、黒川など
日本一の温泉数だと知った。

初めて来た別府は観光地にありがちなどこか末枯れた風情、
しかしあちこち限定的に活気が見られて面白い。
そして昭和生まれにはこの大分の空気が心地よい。

街に見る住宅や店舗、建築、そして人、
本州とは微妙に異なる九州の独自性。
ガラパゴス的に進化したデザインは
だれにも媚びることなくただ人を惹きつけている。
画一的な都会のデザインとは違う個性にゆとりすら。

日本再生は豊かな地方文化から。
別府の空気に触れ本気でそう想う次第。