2019/04/19
東戸塚駅を降りて東、
長くなだらかな上り坂に広がるニュータウン。
空中都市のような高さにあるペデストリアンデッキを渡り、
そこから坂上にはショッピングモールのエスカレーターを乗り継ぐ。
途上、坂道沿いの大きなケヤキの並木道、
初めから自分の足で歩いても心地よさそう。
春の陽気にけっこうな汗をにじませ、到着した場所はマンションのモデルルーム。
デザイン監修を担当させていただいた東戸塚の物件。
建築模型がよいと聞いて楽しみにしていたが、
実際にその50分の1スケールの迫力に圧倒されそうになる。
それはクオリティやデザイン云々ではなく、
制作者さんの、
この大規模模型を仕上げてやるぜという情熱が伝わってくる。
仕事を忘れて火がついたな。
モデルルームの担当者さんがそう言った。
みんな同じように感じてるのか…
クリエイションな仕事ってそうでないとな。
そして隣接する現場では多くの職人さんたちが、
仕上げてやるぜ。― という状態。
来秋には1分の1スケールの大迫力が見られる。