2018/01/01

新年ダム湖より

出張の早起きと同じように緊張気味に目が覚め、
さっさと身支度を澄まして6時40分に玄関を出る。
急ぎ早に近道の小山を上るとそこは北山ダム。

目神山町の最北の高みにある北山ダムは日の出のビューポイント。
7時前にはすでにギャラリーで賑わっている。
平時のこの時間、居ても2,3人程のダムが今日は5,60人ほど居ただろう。
付近はギャラリーの乗り付けた車で溢れかえっている。

人込みを嫌い、ダム湖を隔てた無人の東屋にワンコと二人で陣取る。
週末散歩を長年続ける“漁夫の利”がモノを言った。

朱色に焼ける日の出を拝むと感情が溢れてくる。
自然崇拝を源流とする日本人の特性なのかしら。

いつものコースでダムを一回りして帰路に着くころ、
人が散ったダム湖のほとりを、
“価値を無くした”お日様が照らしてくれる。

しかしこの素晴らしい環境が自分の発想の源。
今年もここでいくつのひらめきを得るだろうか。


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