2017/07/25

かくお仕事

ペンや筆で画をかくことを“描く”と綴る。
ペンや筆で文字を書くことも“書く”と綴る。
ペンでなく、タブレットやキーボードで画や文字を打ち込んでも、
いずれも“かく”と表現する。 面白い。
子供の頃画用紙と向き合い、色鉛筆で画や文字をすきにかきなぐった。
もちろん“描く”や“書く”なんて関係なく。
ボクの場合自然の成り行きで“描く”方の“お仕事”に流れてしまったが、
この“描く”と“書く”、仕事の質で比較したなら、
全く異なるモノだった。。。。

人手不足気味のインターデザインはいつも“描く”を募集している。
しかし最近SNSやオウンドメディアの対応に苦慮する挙句、はじめて今回“書く”人を募ってみた。
結果、想像しなかった大きい反響が。
“描く仕事”へ関わる人は年々減少だけど、
“書く仕事”へ関わる人は増加しているかも知れない。
きっと世の中のニーズがそうなんだわ。。。。

そしてコンタクトを繰り返すと気づく。。。。。
“書く”人たちは日常文章もロジカルでスマートだ。
初めてのやり取りでもすんなり“腑に落ちる”感覚がある。
ボクにとってこれはアタラシイ。
きっとスラスラ シェーファーのボールペンで書くみたく、
指がキーボードの上を流れているにちがいない。
かたや自分をはじめとした“描く”ヒトたちの日常会話や文章はエモーショナルでインフェクティブ。
書いても書いても文章がまとまらない。
ホルベインの筆から色とりどりの絵具がしたたり、指先にまとわりつくみたく。。。。

15000番代だったwantedlyのランキング、
最近200番代までいきなりランクアップしたのは
“書く”ヒトたちの影響かもしれない。
うれしい驚き。

しばらく知的に画を“書いて”みよう。。。


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