2015/11/12
賃貸住宅の外観リノベーション。
今ウチの中では飛躍的に伸びている部門。
毎月行われる東京都と大阪のセミナーはおかげさまで盛況。
東京セミナーでは事務所に入りきれない状態もしばしば。
そんな中昨夜、いつものような民間ではなく、
UR都市機構のみなさんに、外観リノベーションのセミナーを行う機会があり、
大勢の職員の方に大阪事務所にお越しいただいた。
現在様々な興味深い取り組みをしているUR都市機構だけど、
やはり“団地”がもっともみなの知る所だろうか。
“団地”は居住空間として、最近 MUJI とのコラボや、
自分で内装工事できる DIY など、
新しく面白い取り組みがよく雑誌などで取り沙汰されている。
新しい人生をスタートさせる新婚や一人暮らしのお年より。
まだすこし助けが必要なひとたちが利用するこの“団地”が、
真に良質な空間であってこそ、
日本の住宅政策は質の高いものと誇れるのかも知れない。
そして付け加えるなら、“団地”は外観やランドスケープも含め、
“景観のひとつ”として、
時代に合わせたイメージシフトをして行く必要があるだろう。
必要なものは“お金”ではなく“アイデア”だ。
それにしても、お堅いと云うイメージがいい意味で異なった、
UR都市機構の職員さん。
みな若くて、これからさらに住宅を良くしていこうという雰囲気が強く感じられた。
ボクたちに対してもポジティブな質問が多く出ていた。
こういう若い人達に日本の住宅産業を牽引してもらいたいなぁ。。。。
“家づくり”をするものどうし、
民間であれ公であれ、
日本人の生活を良くしたいと云う理想はみな同じ。
密度のたかい、良い時間を共有できた。