2006/05/10
最近テレビ番組で「何でも対決させてしまおう」といった内容をよく見かけます。
「どっちでもいいやろう!」と思いつつ、どっちかを応援しながらTVをみてしまう。
そんな見方でヨーロッパ建築を比較したらどうなるのか?
先日フランスイタリアのそれぞれ数都市を一週間程度で強引に移動する強行日程の視察旅行(パリ・ロワール・ニース・モナコ・フィレンチェ・アマルフィと書くと簡単ですが地図で見るとすごい距離です)に同行できる機会があり、まさに「どっちのお国ショー」的比較を勝手にしてみました。
第一弾は「ロワールのシャトー(城)VSトスカーナのビラ(邸宅)」。
まずフランスのロワールですが、パリから約2時間(ガイドブックでは2時間と書いてありますが実際パリ市内の渋滞がひどく3時間かかります)ロワール川流域の温暖な気候に恵まれた「フランスの庭」と呼ばれるエリアです。
その地は15・16世紀の王侯貴族たちが競って豪華なシャトーを建て、ルイ14世がベルサイユ宮殿を建てるまでは歴代フランス王がシャトーでの生活を楽しんだ場所です。