2004/07/01
July ’04
ロンドンの人たちも日本と同じくファクトリーアウトレットでショッピングが今流。
ロンドンから北東、オックスフォードに向かう途中に大型アウトレット『Bicester Village』がある。
ロンドン在住3年目、衝動買いの激しいインターデザインのカズ・ヤマグチ氏もよくこのアウトレットへ来る。
まだまだ肌寒い7月のとある日、ボクも彼の車に便乗しアウトレットへ衝動買いの旅へ。
さすがにイギリスのアウトレットはブランドが豊富、日本では決してお目にかかれそうにない、老舗テーラーや王室御用達ブランドが多く揃う。
メンズブティックにはロンドンらしくシックで上質なダークスーツが目立ち、多くのお店が身なりの良い紳士達で賑わっている。
家族連れや団体の客もあり、ちょうど地元の人と観光客がごった返していると言った感じ。時折日本人の姿もチラホラ。
総じてリビングコストのかさむロンドンで、このアウトレットはおおむね安価で一流の商品が手に入る。
しかしこの時期7月の初めは、ロンドンでは街中がセールで賑わう。
老舗デパート”ハロッズ”やイギリス中で見かける”マークス・アンド・スペンサー”もちろんピカデリーサーカス界隈に軒を連ねる高級ブティック”バーバリー””アクアスキュータム””ポールスミス””ベルサーチ”から町の”アンティークショップ”まで。(ナンでかな?)
通りにはSALEの文字が咲き乱れる。ロンドンきっての老舗テーラー通り、サヴィル・ロウにもバーゲンの夏がやってくる!当然ナンバーワンテーラー、”ギーブス・アンド・ホークス”にもセールがある。
どの店先にも気前良く40%50%、時には60%OFFの看板も。
数字につられ高い敷居も何のその、気が付けばギーブスのスーツお買い上げ。
ちなみにロンドンのブティックでは全ての商品がセール対象で、日本のデパートみたくエサで釣るセコイ商売はしてない。(主観ですが‥‥)
おなじブランドやアイテムでみたところ、賢くショッピング出来る順番はおおむね、1.既存店のバーゲン(40~60%オフ)、2.アウトレット(30~40%オフ)、3.空港などの免税店(10~15%オフ)と言った具合。
いずれにせよ定価でモノを買えないロンドンです。(源)