2025/12/13
夏の芝庭造りでひざを痛めたせいか、 散歩で北山のアップダウンを避けるようになっている。 その代わりに苦楽園から御前浜まで、平坦な夙川沿いを歩くチャンスが増えた。 住宅街の中央を縫う夙川の水は不思議なほどに澄んでいる。 夏場には潜ったり飛び込んだりする猛者たちの姿を見かけたりする。 少し西に足を延ばせば谷崎潤一郎の記念館があるが、 「細雪」は戦前の夙川が背景のひとつになっていた。 わずか7キロメートルの夙川、見飽きることの無い河畔がそこにある。