2018/11/29
中国大連、長くお付き合いしている工場では日本に向けて、
GRCやPCなどの製造を行っている。
到着したこの日も、広々とした工場に
完成品が出荷順で整然と監理されていた。
今回は自分の関わるプロジェクトの製品を
いくつか確認することが出来た。
この工場では塗装、溶接、型製作など腕利きの職人が長年働いている。
あちこちで声を張り上げ作業をしている職人さんたち。
熟練の職人がやすやすと解雇されていく最近の日本の町工場とは違って見える。
たしかに昔に比べ、現在は中国製造によるコスパという利点は薄らいでいる。
但し当時と比較にならないほど製品のクオリティが高まっていることを
日本人は知っておかなければならない。
事実スパコンや5G、自動運転技術は世界の最先端なんだから。
製造コストが高騰しているとはいえ、
まだまだ日本のそれよりは安価で、
ベトナムなど東南アジア諸国よりは高品質。
このバランスライン上にあるという意味で中国製品はもうしばらく
ハイテク分野だけでなく、世界の製造業を担っていくんだろうなぁ。
膨大な13億人という人口ばかりよく話題にされるが、
自分はそれ以上に国土面積の広さも魅力的に感じる。
スペースがあるとそれだけで新たな投資意欲が湧く気がする。
大連の工場も広すぎて使い道に困っているらしい。。。。
羨ましいなぁ。