2018/11/15
オールドルート66を選びながらたどり着いた宿泊地、サンタ・フェ。
雪…
頭の中のサボテンは吹っ飛ぶ。
ニューメキシコ州はネイティブアメリカンの町なのに…
明日の天気も雪模様、
それでもアルバカーキを目指さないといけない。
地平線だけが見えていた今回の旅、初めて見る山、
雪化粧のロッキー山脈南端を越えてゆく。
しっかり雪が積もった翌朝、
ガスステーションで地元の人に安全なルートを確認しながら、
この不安なアイスバーンをゆっくりと進んでいく。
たぶんスタッドレスタイヤを履いてない相棒、エクスプローラー、
無事雪山越えしてくれた時は、かわいくて仕方がなかった。
到着したアルバカーキ市内もゆっくりと。
ゴールと定めた66ダイナーを目指すだけ。
おおむね1,300マイル、2,000キロのルート66は今回ここで終わる。
疲労より、まだもう少し走っていたいとさえ。
人によってはある意味退屈かもしれない田舎の道、
こんな長距離、長時間父親に調子を合わせていた息子はすでに大人。
自分が子供であることに気づいた旅かもしれない。
まだ西の最終地、ロサンゼルスまで道は残す。
将来いつか息子と走る機会が来るだろうか。
口には出さない。
ロサンゼルスで二日滞在、
帰路日本へ。