2018/11/13
自分の学生時代はアメリカへの憧れの時代でもある。
アメリカの自動車、
アメリカのグラフィック、
アメリカのジーンズ、(この時代まだデニムとは言わない)
アメリカの音楽(すこしだけイギリス音楽のほうが好きだった)
アメリカならなんでも良いわけではない。
60年代から70年代にかけてのアメリカ、
ミッドなアメリカン・デザインがとても肌に合う。
ルネサンス、ゴシック、バロックのように、
この時代のアメリカン・デザインも様式名を与えたい。
グラフィティとかグッド・オールド・デイズとか…
この旅では行く先々で黄金期のアメリカン・デザインに触れ合っている。
サビ具合が絶妙なフォード・ピックアップ、
住宅街でフォーセールなアーリー・ブロンコ、
ガスステーションのアナログ給油機、
モーテルのネオンサイン、
煉瓦壁で色あせているコークの広告。
どれもが愛おしく
40年間もここでボクを待っていてくれたかのような錯覚。
オクラホマシティから、カンザス州、テキサス州と宿を探し、
ルート66とアメリカン・デザインを追う。
砂漠の砂嵐に1日苦しめられた今日、
テキサスの大きな街、アマリロで宿を探す。
砂漠に突き刺さるアメ車のアート、キャディラックランチは
70’sっぽくて面白い。
明日からはニューメキシコ州。