2018/03/26
休日出勤を早く切り上げ、
両親、親戚を祀る四天王寺へ。
さすがにこんな無信心でもお彼岸くらいはご先祖に手を合わる。
四天王寺の中にはたくさんの伽藍があるが、
墓碑のある聖霊院は四天王寺境内にありながら、
さらに二重の土塀に囲まれている。
土塀越しに臨む金堂、五重塔はいつ来ても
飛鳥時代の空気を感じさせてくれる。
今年の墓参り、あれっ?
飛鳥の景観の中に、なにやら新しい建築を発見。
竣工間もなく、引っ越しでにぎわっているその建物、
ウチがデザインしたマンションではないか( ಠωಠ)
仏教とつながりの深い蓮の花をイメージしたトーンと造形、
境内からの眺めに違和感は無い。
吹き抜けホールには江戸組子柄のアイアンと
ビスポークの端正な照明器具。
高い完成度。
外から覗き見しかできないのが情けない。。。。
ランドスケープデザインでは桜やモクレン、
この時期に目を楽しませる樹木を選定したが、
一斉開花の色彩が建築を極楽浄土に魅せている。
まさにこの時期だけの愉しみ。。。
ご先祖が呼び寄せてくれたんだろうか。