2016/12/15
は島根県安来市にある足立美術館でその多くを見ることが出来る。
休日に訪れるともう絵の周りが鈴なりに賑わっていた。
個人的に横山大観の水墨画にみる奥深さに目を奪われるが、
人の少ない場所を選んで観るので精一杯。
併せて足立美術館はその見事な日本庭園が有名であり、
館内の随所、または元個人邸であった部分の居間の床などから、
その景観が一望できる贅沢な作りとなっている。
ラッキーなことに知人の知人みたいな関係で、
学芸員さんに案内をしていただける幸運に恵まれ、
限られた時間内でくまなく館内を知ることができた。
7人のスタッフさんで保守される庭園、
赤松の幹は樹皮を剥いで磨きあげられ、
青松は大きくなる前に植え替えるとか。
日本庭園の寂（さび）具合はとうてい勉強しきれるものではないが、
なぜか良い庭、そうでない庭は肌で感じる。
日本人の持つ閑静なのかもしれない。
ちなみに島根には名庭が多く、玉造でも日本有数うの名庭園を堪能できる。
