2016/10/23
相楽園は神戸の街の真ん中、贅沢な規模の日本庭園。
元は三田藩士の小寺さんの私邸だったとあるが、
もちろんボクとは親戚縁者でもなんでもない。
フラメンコをしている知人の発表会がここで在るので、
初めて相楽園の内部に入るきっかけが出来た。
現存している小寺厩舎と呼ばれる趣のある洋館建築。
漆喰塗の壁に高い小屋組みの天井、
かって競走馬がここで飼育されていたと云うことは想像しやすいが、
ここでは馬も人並みに贅沢だったらしい。
肝心のフラメンコは、衣装も音楽も雰囲気も華やかそのもの。
美しいバイラオーラが色とりどりの衣装で舞っている。
スペイン、アンダルシア地方にはタブラオとよばれるフラメンコ用のバルがあるが、
不思議と厩舎のイメージはそれに近いものがる。。。。
静寂な日本庭園を横目に、賑やかなフラメンコのコントラスト。
思いつかない組み合わせだが思いのほか自然に馴染む。
既成概念は思考を退化させる。