2015/07/21
週末、日本海側に抜け一段落した台風19号。
今回はすぐさま“台風一過”とは言い難く、
大阪のJR全線で翌日は終日不通となり、
その混乱ぶりが大きくニュースで取り上げられていた。
ここ目神山では小川や用水路で激しい水流が大きな音を立てている。
森に面した道路は“緑臭い”いや、“生臭い”臭気が充満し、
町全体に薄く霧がかかっている。
まぁここまではいつも通り大雨の後の目神山の景色。
しかしトレッキングコース、北山公園では倒れた高木が道をふさぎ
陥没した地盤がそこかしこに散見できる。
雨は思ったより激しく地面を叩いたんだなぁ‥‥‥。
自宅も例外ではなく花壇の石垣、二か所の隙間から、
蛇口を開放した様に水が噴き出ている。
もっとも自宅敷地は以前は森林、
何か所も湧水が湧き、サワガニがたくさん生息したような土地。
これはずっと上部、六甲山系の地下水が湧き出ているのかも知れない。
雨あがり二日後も湧水の枯れる気配がなく、
そういえば六甲山系の伏流水はもう少し下流では“宮水”とよばれ、
灘五郷の酒造に良質な水を供給している。
そう思えばこの湧水も美味そうに見えてくる。
雨上がりの六甲山が美しい。