2018/06/05

蓼科時間

ハードに酷使しているアタマの静養に、
週末蓼科のアトリエへ。

実に半年以上の空白。
数か月間も未使用期間がある場合、
到着日はたいてい清掃に時間を費やすことになる。
これが別荘とホテルの違い。
しかしこの手間を惜しむくらいなら、街に居る日常となんら変わりがない。
ムリにでも掃除を楽しむ‥‥‥フリをする。

6月とはいえ標高1600メートルはまだ肌寒く、朝晩はオイル暖房の手助けがいる。
窓から遥か南方へ臨む、中央アルプス、南アルプスの峰々には残雪が‥‥‥

50口径ビクセン双眼鏡にスマホを当てて、
シャッターを切る。
20枚に一枚くらいの割合で双眼鏡とスマホのピントが揃う。
ファインダーに上手くおさめたい、
仙丈ケ岳、駒ヶ岳、白根三山‥‥‥
スマホと格闘すること1時間。

気が付けば掃除そっちのけ。
仲間に夕刻の帰宅を促す(?)鹿の鳴き声が、
近くの森の中から聞こえてくる。
もう掃除はやめて風呂入ろ‥‥‥。

これが蓼科時間。


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