2006/07/21

バーデンバーデン、アタマ隠して、尻隠す。

ドイツ、バーデンバーデン。
この街の視察の中で公衆浴場のロッカールームにて興味深いシステムを発見しました。

日常僕ら日本人の常識にある更衣方法は男女それぞれ不特定多数の中で着替えをする。 (プランA)のパターンだと思いますが、バーデンバーデンでの更衣方法はあくまで個室で着替える。(プランB)のパターンです。

違いを簡単に言いますと、他人の前で裸にならずに更衣を済ませられるということです。

まず入浴料を払うと、更衣室(鍵の掛かったトイレブースのような場所)に入ります。
そこで全て服を脱ぎ、脱いだ服をまとめて、更衣室を出ます。
そして、各個人のロッカーの前では荷物を入れる行為のみしかありません。
そう!このBのプランですと、ロッカーの前でせせこまと服を脱がずにすみますし、人前でカバンを広げることもせずにすむのです。

はじめてこのシステムを体験した僕らは正直利用のしかたに戸惑いました。

いくら歩き回っても、ロッカーらしきものがなくただ更衣室のドアが整然と並んでいて、「更衣室じゃなくてロッカーを探してんねんけど。。。。。」て感じで理解するのに時間がかかりました。

更衣室で着替えなどの全ての更衣をすませロッカーに荷物を入れ、浴場へ向かう。

合理的なのかスペースの使い方がじょうずなのか判断はしかねますが、このシステムを採用している背景には、何かを成しとげる行為の価値観や考え方が大きく違うと思うし、これだけの更衣室が必要なの?って正直思います。

ただ一つ言えることは日本の浴場でよく見かける、ロッカー前の風景、律儀に正面をかくしてはいますが、オシリが幾つも連なってる、まさに前かくして尻隠さず的と言った風景はこの街にはございません。

「バーデンバーデン」世界でも指折りの高級保養地。高位な街は更衣目的の行為が好意的です。

この街ではアタマ隠して、尻も隠す、まさに身も心も癒される街である。


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